情報社会の頭脳 4
他方においては、マクロ的にはアメリカ経済の生産性上昇は鈍化しており、R&D投資も落ちこんでいます。
軍事的技術優先の姿勢はあまり変わっていないので、その経済におけるゆがみは克服されたとは考えられません。
そればかりでなく、技術の広範な社会的影響力についても批判が高まっています。
技術論の権威エドウィン・マンスフィールド(ペンシルベニア大学)は、その点で、次のように述べています。
「・・・技術変化は、暗い面も合わせ持っています。
軍事技術の進歩は、現代の国民国家が、予想もできない規模で人間破壊を行うことを可能としました。
現代技術はさまざまな形の大気・水質汚染を助長しました。
しかも産業技術の進歩は、時として特定の職業や地域で、広範な失業の源となりました。」
« 情報社会の頭脳 3 | メイン | 生命力のある野菜 »